梶鋳工所-KAJICAST-

PRODUCTS 製品・設備

暮らしを支える高品質な鋳物づくりを目指して

製品紹介

当社の作る製品は、普段あまり目にする機会は有りませんが、皆さんの生活を影ながら支える、そんな製品を作っています。
  • 水道関連

    水道協会の認定検査工場として上水道に関わる部品を製造しています。
    主要材質:FCD450

  • ディーゼルエンジン関連

    マニホールドやプーリー等、ディーゼルエンジンに使用される様々なアイテムを製造しています。
    主要材質:FC100~300

  • 建設機械関連 

    建設機械の足回り部品を中心に様々な部品を製造しています。
    主要材質:FCD450~800

製造工程

  • 1.材料

    鉄源として鉄スクラップ、銑鉄などを使用します。

  • 2.材料の積み込み

    自動計量クレーン(マグネット付き)によって溶解に必要な材料を運搬します。

  • 3.溶解

    電気炉に材料を入れ高温で溶かします。
    各種副資材などで溶湯の成分を調整します。

  • 4.造型

    自動造型機で砂型を作ります。
    砂型の生産情報は自動で収集され社内の生産管理システムに保存されます。

  • 5.注湯

    自動注湯機で溶かした鉄を砂型に流し込みます。
    鋳込み時の温度や重量などの生産情報は自動で収集され社内生産管理システムに保存されます。

  • 6.解枠

    ドラムクーラで効率よく製品と砂を冷却しながら分離します。
    冷却された砂は砂再生設備に運ばれ、再利用されます。

  • 7.セキ折り / ショットブラスト

    セキ折りで製品の不要な部分を取り除きます。
    ショットブラストで製品に付着した砂を除去します。
    製品にならない不要な部分は溶解材料としてリサイクルされます。

  • 8.バリ取り

    自動バリ取り機により製品に付いたバリを除去します。
    3Dカメラと産業用ロボットを組み合わせた自動鋳仕上げラインも有ります。

  • 9.検査仕上

    目視や各種ゲージ、ノギス等を用いて製品に不具合が無いか確認します。
    必要に応じてハンドグラインダーやリュータ-等を使用して仕上作業を行います。

  • 10.機械加工 

    機械加工が必要な製品はNC旋盤やマシニングなどを使用して機械加工を行います。
    産業用ロボットを活用した自動加工ラインでの加工も行います。

品質保証

寸法検査、引張試験、硬度測定、成分分析など各種検査を行い、出来上がった製品がお客様の規格に合っているか確認します。
鋳造シミレーションによる解析などを活用して不具合に対するアプローチも行います。

型の保管・管理

社内の型専用保管庫にて管理保管します。保管している型のデータは社内システムにより一元管理されています。