梶鋳工所-KAJICAST-

BUSINESS 事業案内

常に新しいものづくりに挑戦し続ける

鋳造について

私たちは60年以上に渡り上下水道・ディーゼルなどの分野における鋳物製品を作り続けています。
どんな複雑な形状でも正確に造ることのできる鋳造技術に求められることは多く、設備投資やエンジニアの育成、環境対策を行って生産性と品質の向上を図り、さらには働きやすい鋳物工場づくりの実現に努めています。

鋳造部門について

水道、建設機械、ディーゼルエンジン部品などを始めとした様々な分野の銑鉄鋳物を製造しています。
材質は各種FC、FCDに対応。お客様の要望に合わせた高品質な鋳物を製造しています。
自働化された鋳造設備による安定した生産体制、製造データのリアルタイム収集、鋳造シミュレーションを用いた各種解析などを活用し、高品質な鋳物づくりを実現しています。

機械加工部門について

各種NC旋盤、マシニングセンタにより鋳物素材の加工を行います。
部品を要求された寸法、形状に加工します。
産業用ロボットと機械加工機を組み合わせた量産自動化ラインでの加工も行っています。
近年では3Dカメラを活用したおじピッキングシステムも導入するなど、新しい挑戦を続けています。

環境に対する取り組み

  • エネルギー効率の改善

    製造工程全体のエネルギー効率の改善を目標に生産性の向上に力を入れています。
    電気炉での効率的な溶解により、使用する電力、発生するCO2の量を抑制し、環境に優しいクリーンな鋳造を目指しています。
    工場内照明のLED化や、インバター機能付き集塵機の導入など、省エネ技術を活用した設備の導入も積極的に行っています。

  • 廃棄物の抑制

    廃棄物の発生を抑制するため砂処理設備の管理を徹底して行います。
    鋳造を終えた砂型は砂処理設備を通して不純物を取り除き再度砂型に利用されます。
    その過程で発生する廃棄物は適切に回収され、建築資材や新たに製品を作る砂として再利用されます。

  • リサイクル資源の活用

    鋳造は金属スクラップを主原料として製品を作ります。
    当社では使用されなくなった鉄スクラップを再利用する事で資源の節約、循環型社会への貢献に取り組んでいます。
    鋳造工程で発生した方案部、製品として役目を終えた廃棄部品なども再度溶かして、新しい製品として生まれ変わります。